北海道英語教育学会会長挨拶

Greeting from the President

ごあいさつ

北海道英語教育学会会長:中村 香恵子(北海道科学大学)

 世界中が新型コロナウイルス感染拡大という大きな困難に飲み込まれています。HELES会員の皆様,ご家族,ご友人,ご同僚,生徒・学生さんのご無事を心より願っております。
 教育の分野においても,これまで長い年月をかけて築きあげてきた教育のスタイルが大きく変わってしまいそうなインパクトを感じます。本学会には,多様な校種・立場の方がいらっしゃることから,それぞれ異なった状況にいらっしゃることと思います。私は,大学の授業,会議がすべてオンラインとなりました。Zoomによるオンライン授業に加えて,大学の学習用プラットフォームを使って,自宅をスタジオに連日授業の発信をしています。その際,同僚だけではなく,本学会で知り合った会員の方々,特にe-learning SIGのメンバーとの情報交換にとても助けられています。人との接触を減らすことが求められている今だからこそ,あらためて「学会仲間」「研究仲間」という言葉が私の中で大きくなっています。
 新たな形での授業の準備は,これまでの授業を大きく見直す機会となるものと思います。これまで作り上げ,使い続けてきた教材や活動を見直し,本当に必要なものだけを取捨選択し,その結果また新たな実践のアイデァや理論が生み出される気がします。事態が収束し,また日常がもどりましたら,ぜひ本学会においてそうした成果や体験を交流できればと思います。
 うれしいことに,新年度になってから新たな会員の方々の登録をいただきました。心から歓迎いたします。この学会から何か得られるものを期待して入会くださったものと思います。現在,これまでと同様の活動ができず,そうした期待になかなかお答えできていないことを心苦しく思います。この状況の中で,学会として今できることを考え,ベストを尽くしたいと思っています。
 新型コロナウイルスに打ち勝って,一日も早くまた皆様とお目にかかり,多くを学び合えますことを願っております。皆様,その日までお元気でお過ごし下さい。